30代後半から40代以降にかけて、多くの看護師が実感するのが体力の緩やかな変化です。
20代の頃は、夜勤明けにそのまま遊びに行けるほど元気だった方でも、ミドル世代に差し掛かると、一晩の不規則な生活が数日間にわたって体調に響きやすくなります。
長く現役生活を楽しみたいなら、この衰えを悲観するのではなく、今の自分の体質に合った戦略的なリカバリー方法を編み出すことが欠かせません。
夜勤明けのリカバリーで最も重視すべきは、その後の睡眠です。
まずは睡眠の質をいかに高めるかという部分に焦点を当てましょう。
たとえば、昼間の明るい光は脳を覚醒させてしまうため、サングラスを着用して帰宅したり、遮光カーテンで部屋を完全に暗くしたりするのがベターです。
また、夜勤明けはストレスと疲れで暴飲暴食に走りやすいですが、ここはグッと我慢です。
消化の良いものを軽く口にする程度に留めておきましょう。
予め夜勤明けの食事を準備しておけば、余計なものを口へ運びにくくなります。
そうすることで内臓への負担が減り、より深い眠りに落ちることができます。
さらに、ただ長時間眠るだけでなく、起きた後のリセットも意識しましょう。
昼過ぎに一度起床し、軽いストレッチやシャワーで交感神経を刺激することで、夜の本眠へとリズムがつながり、翌日の倦怠感を軽減できます。
ミドル世代に突入したのなら、体力の限界を根性で乗り切る段階は卒業し、エビデンスに沿った丁寧なケアで身体を労わることが大切です。